Amazonレビューの削除方法は?弁護士がわかりやすく解説
Amazonで商品を販売していると、不愉快なレビューが投稿されることがあります。
では、Amazonレビューは削除できるのでしょうか?また、Amazonレビューが削除できない場合、どのように対処すればよいのでしょうか?
今回は、Amazonレビューの削除の可否やAmazonレビューが削除できるケース、Amazonレビューが削除できない場合の対処法などについて弁護士がくわしく解説します。
なお、当事務所(たきざわ法律事務所)はAmazonレビューなどでの誹謗中傷トラブルについて豊富なサポート実績を有しています。Amazonレビューの削除でお困りの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご相談ください。

目次
Amazonレビューは削除できる?
はじめに、Amazonレビューの削除の可否について解説します。
自分が投稿したレビュー
Amazon上に自分が投稿したレビューは、自由に削除できます。
自分が投稿したレビューであれば、まず自分の公開プロフィールにアクセスし、そこから削除したいレビューを選択することで簡単に削除できます。
他者が投稿したレビュー
他者がAmazon上に投稿したレビューは、原則として削除できません。
ただし、そのレビューの内容に問題がある場合には、Amazonに削除依頼をすることで例外的に削除できる可能性があります。Amazonに投稿された他者のレビューを削除できるケースは、次でくわしく解説します。
Amazonへの削除依頼でレビューが削除できるケース
Amazonに投稿された他者のレビューがAmazonのコミュニティガイドラインに違反する場合、Amazonに「通報」することで削除できる可能性があります。コミュニティガイドラインに違反するレビューは、次の内容が含まれるものなどです。
- 繰り返しの文章、スパム、シンボルで作成された画像
- 個人情報(電話番号、メールアドレス、住所、注文番号など)
- 乱暴な言葉、嫌がらせ(冒とく、わいせつ、悪口、ハラスメント、脅し、意見が異なる人への攻撃、中傷、名誉毀損、炎上コンテンツなど)
- ヘイトスピーチ
- 性的な内容
- 外部サイトへのリンク
- 広告、利益相反行為、販促コンテンツ
- 盗作、侵害、なりすまし
- 違法で危険な行為(暴力、違法薬物使用、20歳未満の飲酒、児童虐待または動物虐待、不正行為など)
コミュニティガイドラインに違反するレビューに関するAmazonへの通報は、原則として次の手順によって行います。
- 商品詳細ページで、報告したいレビューを見つける
- レビューの下にある「レポート」を選択する
- ポップアップが表示されるので、報告の理由を選択してAmazonに送信する
また、競合他社による攻撃である場合は、セラーセントラルからも報告できるとされています。具体的な手順は、次のとおりです。
- セラーセントラルに移動する
- セラーセントラルの右上隅にある「ヘルプ」アイコンを見つける
- 「サポートを受ける」を選択するか、アカウント健全性ダッシュボードに移動する
- 「暴言を報告する」を選択するか、表示されるオプションから該当する問題を選択する
- 違反の種類を選択する
- 質問に応じてくわしい内容を記入し、報告を送信する
Amazonへの報告によりレビューに問題があることが確認されると、Amazon側の操作により問題のレビューが削除されます。

Amazonレビューが削除できない場合の対処法
Amazonに問題を報告しても、問題のあるレビューが削除されない場合もあります。この場合の主な対処法を解説します。
- 弁護士に相談する
- レビューに丁寧に返信する
- 好意的なレビューを増やす
弁護士に相談する
Amazonレビューが削除できない場合には、弁護士に相談するとよいでしょう。そのAmazonレビューの内容が法的な権利を侵害するものである場合、裁判所に「削除の仮処分」を申し立てることで、レビューを削除できる可能性があります。
仮処分とは民事保全処分の1つであり、権利侵害の被害が拡大するのを避けるため、正式な裁判の判決が出る前に裁判所が出す「仮の」処分です。正式な裁判の結果が出るまでには、数か月から数年単位の期間を要することも少なくありません。
その間、権利侵害にあたるレビューが残ったままとなればこれが多くの人の目に触れ、被害が拡大するおそれがあるでしょう。そのため、正式裁判に先立って削除の仮処分を申し立てることが一般的です。
なお、「仮」処分とはいえ、これが出された時点で多くのコンテンツプロバイダ(ここでは、Amazon)は削除に応じるため、この時点で目的を達成できます。そのため、レビューの削除を求めて改めて正式な裁判を申し立てるケースは、ほとんどありません。
レビューに丁寧に返信する
Amazonレビューが削除できない場合、Amazonレビューに丁寧に返信することが検討できます。
商品レビューには返信ができない一方で、出品者レビューには返信できます。ユーザーは星の数だけを見ているのではなく、低評価のレビューの具体的な内容や、これに対する出品者の返信なども見ていることが多いでしょう。
低評価レビューに対して出品者が丁寧に返信することで、誠実な出品者であるという印象となり、他のユーザーからの信頼を得やすくなります。
好意的なレビューを増やす
Amazonに投稿された低評価レビューが削除できない場合、高評価のレビューを増やすことも戦略の1つです。高評価のレビューが増えることで低評価レビューが埋もれ、ユーザーの目につきづらくなるためです。
特に、レビューの数が多い場合には、1つの低評価レビューを気にして対策を検討するよりも、他のユーザーに真摯に対応して高評価レビューを増やすよう努める方が得策でしょう。

Amazonレビューの削除について弁護士に相談するメリット
Amazonレビューの削除でお困りの際は、弁護士に相談するのがおすすめです。ここでは、弁護士に相談する主なメリットを3つ紹介します。
- そのレビューが削除可能かどうかの見通しが立てられる
- 法的措置についてアドバイスが受けられる
- 法的根拠をもとに削除請求ができる
Amazonレビューの削除について相談できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご連絡ください。当事務所はインターネット上のレビュー投稿などに関するトラブル解決に力を入れており、Amazonレビューの削除についても豊富な実績を有しています。
そのレビューが削除可能かどうかの見通しが立てられる
メリットの1つ目は、そのレビューが削除可能かどうかの見通しが立てられることです。
先ほど解説したように、単に低評価や不愉快というだけでAmazonレビューが削除できるわけではありません。レビューを削除するためには、Amazonのコミュニティガイドラインへの違反や権利侵害などの事情が必要です。
とはいえ、これらに該当するか否かの判断が難しい場合も多いでしょう。弁護士に相談することで、そのレビューが削除できそうか否かの判断ができ、対応の見通しを立てやすくなります。
法的措置についてアドバイスが受けられる
メリットの2つ目は、法的措置についてのアドバイスが受けられることです。
Amazonに投稿されたレビューが権利侵害にあたるものである場合、削除請求のほかに「損害賠償請求」や「刑事告訴」なども検討できます。
損害賠償請求とは、相手の不法行為(ここでは、レビューの投稿)により損害を被った場合において、その損害を金銭の支払いで償うよう投稿者に対して求めるものです。相手の身元を特定したうえでまずは弁護士から相手方に請求し、相手方が支払いに応じない場合には裁判上での請求に移行します。
また、刑事告訴とは、相手に前科をつけることを目的として、犯罪事実や犯人処罰の意思などを警察や検察に伝えることです。刑事告訴が受理されると警察や検察において捜査が行われ、起訴か不起訴か決まります。起訴されると刑事裁判が開始され、有罪・無罪や具体的な量刑が決まります。
弁護士に相談をすることで、具体的な状況に応じた法的措置の可否やそのケースにおける損害賠償の適正額などが把握できます。
また、法的措置をとる場合には、相手の身元を特定する手続きである発信者情報開示請求(または、発信者情報開示命令)や損害賠償請求、刑事告訴などを弁護士に任せることが可能となります。
法的根拠をもとに削除請求ができる
メリットの3つ目は、法的根拠をもとに削除請求ができることです。
Amazonに対して削除請求を行う際、削除が相当であると考える根拠が曖昧であると、削除が認められないかもしれません。弁護士から法的根拠を的確に指摘したうえでAmazon側にレビューの削除を申し入れることで、削除が認められる可能性が高くなります。

Amazonレビューの削除は、たきざわ法律事務所にお任せください
Amazonレビューの削除は、たきざわ法律事務所にお任せください。ここでは、当事務所の主な特長を3つ紹介します。
- インターネット上での誹謗中傷トラブル対応に強い
- フットワークが軽い
- 状況に応じた解決策を提案する
インターネット上での誹謗中傷トラブル対応に強い
たきざわ法律事務所は、インターネット上での誹謗中傷トラブルに強みを有しています。Amazonレビューの削除についても豊富なサポート実績を有しているため、安心してご相談いただけます。
フットワークが軽い
たきざわ法律事務所の弁護士は比較的年齢が若いこともあり、フットワークの軽さを自負しています。「夜しか相談できない」などのご希望がある際は、ご相談のお申し込み時にお気軽にお伝えください。
なお、当事務所は顧問契約にも対応しています。顧問契約をいただいたクライアント様にはより優先的な対応が可能となるため、日頃から気軽に弁護士に相談したいとご希望の際は、顧問契約もご検討ください。
状況に応じた解決策を提案する
たきざわ法律事務所は型にはまった解決策をとるのではなく、状況やご相談者様のご希望に応じた柔軟な解決策を提案しています。その結果、多くのご相談者様より「相談してよかった」などのありがたいお声をいただいています。

Amazonレビューの削除に関するよくある質問
最後に、Amazonレビューの削除に関するよくある質問とその回答を2つ紹介します。
Amazonレビューの削除請求に期限はある?
Amazonレビューのうち出品者レビューの削除については、投稿から90日が経過すると、システム上削除ができなくなるとされています。
そのため、問題のあるレビューが投稿された場合には、できるだけ早期に弁護士にご相談ください。
Amazonレビューの削除は誰に相談すべき?
Amazonレビューの削除は、インターネット上での誹謗中傷トラブルの解決に力を入れている弁護士にご相談ください。
弁護士に相談することで、そのレビューが削除できそうか否かの見通しが立てやすくなります。お困りの際は、たきざわ法律事務所までご相談ください。

まとめ
Amazonレビューの削除の可否やAmazonレビューを削除できるケース、Amazonレビューが削除できない場合の対処法などについて解説しました。
他者が投稿したAmazonレビューは、原則として削除できません。ただし、そのレビューがAmazonのコミュニティガイドラインに違反している場合は、Amazonに削除請求をすることで削除できる可能性があります。
Amazonに削除依頼をしても問題のレビューが削除されない場合には、早期に弁護士にご相談ください。Amazonが削除に応じなかったとしても、そのレビューが権利侵害に当たる場合には、仮処分の申し立てにより削除できる可能性があります。
また、そのレビューが悪質である場合には、法的措置をとることなども検討できるでしょう。
たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブル解決に力を入れており、Amazonレビューの削除についても豊富な解決実績を有しています。Amazonレビューの削除でお困りの際は、たきざわ法律事務所までお早めにご相談ください。


