誰もがスマートフォンなどから簡単に情報発信ができるようになりました。これに伴い、他のユーザーが投稿した口コミを参考に利用するサービスや出向く店舗などを検討する人も増えていることでしょう。

 

しかし、中には低評価の口コミや、誹謗中傷ともいえる口コミが投稿される場合もあります。そのような口コミが投稿されると、来店者数などにマイナスの影響が出るかもしれません。そのような際は、弁護士へ相談するのがおすすめです。

 

では、口コミの削除などに関して、弁護士へはどのような内容を相談・依頼できるのでしょうか？また、口コミの削除などについて弁護士へ相談することには、どのようなメリットがあるのでしょうか？今回は、口コミ削除に関して弁護士に依頼できる内容や弁護士に相談するメリット、口コミ削除について依頼する弁護士の選び方などについてくわしく解説します。

 

なお、当事務所（たきざわ法律事務所）は口コミ削除などインターネット上での誹謗中傷トラブルについて豊富な解決実績を有しています。口コミ削除などに強い弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご相談ください。

 

 

 

 

 口コミ削除に関して弁護士に相談・依頼できる内容

はじめに、インターネット上に投稿された不愉快な口コミの削除に関して弁護士に依頼できる主な内容について解説します。

 口コミが削除できるか否かや方針のアドバイス

弁護士に相談することで、その口コミの削除の可否についての見通しが立てられます。

 

インターネット上に投稿された口コミの削除方針は口コミが投稿されたWebサービス運営者の方針によって異なるものの、投稿者以外は無断での削除はできないとされているサービスがほとんどです。そのうえで、口コミがそのWebサービスのガイドラインに違反している場合には、運営者に「通報」をすることで削除してもらえることが多いでしょう。

 

また、その口コミが権利侵害に当たるものである場合において、Webサービス運営者に「通報」をしても削除されない場合は、裁判所に仮処分を申し立てることで削除を試みることとなります。仮処分の申立てについては、後ほど改めて解説します。

 

しかし、運営者への「通報」による方法であっても、仮処分の申立てによる方法であっても、無条件で削除してもらえるわけではありません。「通報」による場合にはガイドライン違反であるか否か、仮処分申立てによる方法の場合には権利侵害であるか否かが削除できるか否かの分かれ目となります。

 

弁護士へ相談することで、削除の可否についての見通しが立てられ、その後の具体的な対処方法を検討しやすくなります。

 サイト管理者への削除依頼代行

弁護士は、サイト管理者に対する削除請求の代行を依頼できます。

 

先ほど解説したように、口コミがそのWebサービスのガイドラインに違反している場合には、運営者に「通報」をすることで削除してもらえる可能性があります。しかし、具体的な

「通報」の方法は、サービスごとにまちまちです。単に「通報」ボタンを押すだけである場合もある一方で、所定のフォームに法的根拠などを記載したうえでの通報を求めるサービスも存在します。

 

運営者への「通報」は自力で行うこともできるものの、根拠などを明確に求めるサービスでは弁護士に代行してもらうとよいでしょう。弁護士が代行することで削除が相当であると考える理由を過不足なく説明でき、削除に応じてもらいやすくなるためです。

 削除の仮処分申立て

弁護士は、削除の仮処分申立てを代理できます。

 

仮処分とは、正式な裁判結果が出る前に、裁判所に「仮の」命令を出してもらうための手続きです。正式な裁判で削除命令が出されるまでの間、インターネット上に問題のある口コミが掲載され続ければ、これが多くの人の目に触れて不利益が拡大しかねません。そのため、正式裁判の前に仮処分を申し立てることが一般的です。

 

とはいえ、多くのサイト管理者が、裁判所から削除の仮処分命令が発出された時点で投稿の削除に応じます。そのため、実際に正式裁判にまで至るケースはほとんどありません。

 法的措置の可否や損害賠償額の検討

弁護士は、法的措置の可否や損害賠償額についての助言を行います。

 

インターネット上に投稿された口コミが権利侵害に当たるものである場合、削除のみならず、投稿者への損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置が検討できます。しかし、削除請求ができるすべてのケースにおいて、損害賠償請求や刑事告訴が認められるわけではありません。また、損害賠償請求ができる場合であってもそのケースにおいて認められる損害額が少額であれば、費用倒れとなるおそれもあるでしょう。

 

弁護士へ相談することで、そのケースにおける法的措置の可否や適正な損害賠償額などの見通しが立てられ、法的措置を講じるか否かの検討をしやすくなります。

 相手の身元の特定

弁護士は、口コミ投稿者の身元特定に必要な手続きを代理します。

 

インターネット上の口コミは匿名や偽名で投稿されることがほとんどであり、一見して誰が投稿したのかわかりません。しかし、口コミ投稿者が誰であるのかわからないと、損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置は困難です。そこで、これらの法的措置に先立って、裁判手続によって投稿者の身元特定を試みることとなります。この手続きを、「発信者情報開示請求」や「発信者情報開示命令」といいます。

 

これらの手続きには法令への理解のほか裁判手続きへの理解も必要であり、自力で成功させることは容易ではありません。また、申立てをしたからといって必ずしも情報の開示が受けられるわけではなく、権利侵害の事実が必要です。そのため、法的措置を前提とした身元の特定は、弁護士に依頼して行うとよいでしょう。

 損害賠償請求に関する交渉・訴訟

弁護士は、口コミ投稿者に対する損害賠償請求や、交渉、訴訟手続きを代理します。

 

口コミの投稿によって来店者が減るなどの損害が生じた場合、相手に対する損害賠償請求が検討できます。損害賠償請求とは、金銭の支払いによって、相手の不法行為によって生じた損害の償いを求めるものです。

 

損害賠償請求は、まず判明した口コミ投稿者の住所宛に、弁護士から書面を送って行うことが一般的です。この段階で相手が請求に応じればこの時点で解決となるものの、減額を申し入れられたり請求を無視されたりするケースも少なくありません。その場合には、弁護士が代理をして金額交渉をしたり、裁判所に訴訟を提起したりします。弁護士へは、これらの手続きや交渉をすべて任せることが可能です。

 告訴状の作成・刑事告訴

弁護士は、告訴状の作成や刑事告訴を代理します。

 

投稿された口コミの内容によっては、投稿者を刑法上の侮辱罪や名誉毀損罪、業務妨害罪などの罪に問える可能性があります。しかし、これらについて警察や検察が独自に捜査を開始することは、ほとんどありません。相手を罪に問うには、原則として被害者側からの告訴が必要です。

 

告訴状が受理されると捜査が開始され、必要に応じて口コミ投稿者が逮捕されます。その後は起訴か不起訴かが決まり、起訴となれば刑事裁判が開始されます。刑事裁判によって、有罪・無罪や具体的な量刑が決まることとなります。

 

 

 

 口コミの削除請求を弁護士に依頼する主なメリット

口コミの削除請求やその他の対応を弁護士に依頼することには、どのようなメリットがあるのでしょうか？ここでは、主なメリットを4つ紹介します。

 

口コミの削除請求などについて相談できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にお問い合わせください。

 口コミへの対応方針を定めやすくなる

不愉快な口コミが投稿された場合、これに対してとり得る法的措置の内容や削除請求の可否は、口コミの内容などによって異なります。弁護士へ相談することで、そのケースにおいて可能な対応が明確となり、その後の対応方針を定めやすくなります。

 先走って削除請求をして、法的措置がとれなくなる事態を避けられる

不愉快な口コミが投稿された場合、これに対する法的措置は慎重に進めなければなりません。たとえば、開示請求を予定しているにもかかわらず先走って削除請求を行い、これが認められれば、開示請求に必要な証拠が確保できず、開示請求ができなくなるおそれがあります。

 

弁護士へ相談することで、順序にも注意しつつ、そのケースにおいて必要な対応を過不足なく行いやすくなります。

 的確な削除請求が可能となる

弁護士に依頼することで、的確な削除請求が可能となります。

 

Webサービスの運営者に対して法的根拠などを添えて削除請求をする必要がある場合、これを自力で行う場合、記載内容に不備が生じ、削除が認められないおそれが生じます。

 

弁護士が代理することで、削除が相当であると考える理由を過不足なく指摘でき、削除が認められやすくなります。

 法的措置などの対応を任せられる

先ほど解説したように、悪質な口コミには損害賠償請求や刑事告訴も検討できます。しかし、これらを自身で成功させるのは容易ではないでしょう。

 

特に、損害賠償請求では相手に直接書状などを送る必要があり、誹謗中傷の加害者である相手方と直接対峙することに不安を感じるケースも多いと思います。弁護士に依頼することで、これらの法的措置を任せられるため安心です。

 

 

 

 口コミの削除請求を依頼する弁護士を探すポイント

弁護士であるからといって、すべてのトラブル類型を熟知しているわけではありません。インターネット上での誹謗中傷トラブルは比較的新しいトラブル類型であるため、ここに力を入れていない弁護士も少なからず存在します。

 

では、口コミ削除を依頼する弁護士はどのように選定すればよいのでしょうか？ここでは、口コミ削除を依頼する弁護士の選び方について解説します。

 インターネット上での誹謗中傷トラブルに強い弁護士を選ぶ

先ほど解説したように、インターネット上での誹謗中傷トラブルは弁護士の中でも得意・不得意が分かれやすい分野です。そのため、「弁護士であれば誰でもよい」ということではなく、この分野におけるトラブル解決に力を入れている弁護士を選ぶとよいでしょう。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルや口コミ削除について豊富な実績を有しており、安心してお任せいただけます。

 誹謗中傷が多い場合は顧問契約の締結も検討する

誰もが手軽にインターネット上で発信できるようになった昨今、著名人や企業、店舗などへの誹謗中傷は後を絶ちません。誹謗中傷の被害に遭うことが多い場合には、弁護士との顧問契約の締結も検討するとよいでしょう。

 

口コミ削除のみならず、損害賠償請求や刑事告訴をしたい場合には、早急に対応に取り掛かる必要があります。しかし、弁護士が多忙である場合は原則として顧問先への対応が優先され、単発での依頼はすぐには受けてもらえない可能性があります。万が一に備えて顧問契約を締結しておくことで、トラブル発生時に優先的に対応してもらいやすくなります。

 

なお、顧問契約を受けているか否かは、弁護士によって異なります。そのため、顧問契約の締結を希望するのであれば、その弁護士が顧問契約に対応しているか否かあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 

 

 

 口コミの削除を依頼する弁護士をお探しの際はたきざわ法律事務所へご相談ください

口コミ削除について依頼できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までご相談ください。最後に、当事務所の主な特長を4つ紹介します。

 フットワークが軽い

たきざわ法律事務所の弁護士は比較的年齢が若く、フットワークの軽さを自負しています。「できるだけすぐに相談したい」などのご要望にも可能な限りお応えするため、相談の申込み時にお伝えください。

 インターネット上での口コミ削除請求の実績が豊富である

先ほど解説したように、インターネット上での誹謗中傷トラブルへの対応は弁護士によって得意・不得意が分かれやすい分野です。たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルや口コミの削除請求について豊富な実績を有しているため、安心してお任せいただけます。

 難しい言葉を使わない

インターネット上での誹謗中傷の被害に遭い、やっとの思いで弁護士へ相談したにもかかわらず、弁護士に難しい言葉を並べられて十分に理解できなければ、不安が残ってしまうでしょう。そのような事態を避けるため、たきざわ法律事務所は可能な限り難しい言葉を使わずにアドバイスします。

 状況に応じた最適な対応をアドバイスする

インターネット上に不愉快な内容が投稿された場合、適切な対応は1つではありません。状況やクライアント様のご希望などによって、最適な解決策は異なります。たきざわ法律事務所は型にはまった解決策を講じるのではなく、状況に応じた最適な対応を提案します。

 

 

 

 まとめ

口コミの削除に関して弁護士へ相談できる主な内容を紹介するとともに、弁護士の選び方や弁護士に依頼するメリットなどを解説しました。

 

問題のある口コミを見つけたら、インターネット上での誹謗中傷トラブルに力を入れている弁護士に早期に相談することをおすすめします。弁護士へ相談することで、そのケースに応じた的確な対応について助言が受けられ、具体的な対処法を検討しやすくなるためです。

 

また、誹謗中傷トラブルが多い場合には、弁護士との顧問契約締結も検討するとよいでしょう。顧問契約を締結することで、弁護士が多忙であっても優先的な対応を受けやすくなるためです。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上に投稿された口コミにまつわるトラブル対応について、豊富な実績を有しています。口コミ削除や法的措置について相談できる弁護士をお探しの際には、当事務所までお気軽にお問い合わせください。

 

 

 

 

 

誰もがスマートフォンなどから簡単に情報発信ができるようになりました。これに伴い、他のユーザーが投稿した口コミを参考に利用するサービスや出向く店舗などを検討する人も増えていることでしょう。

 

しかし、中には低評価の口コミや、誹謗中傷ともいえる口コミが投稿される場合もあります。そのような口コミが投稿されると、来店者数などにマイナスの影響が出るかもしれません。そのような際は、弁護士へ相談するのがおすすめです。

 

では、口コミの削除などに関して、弁護士へはどのような内容を相談・依頼できるのでしょうか？また、口コミの削除などについて弁護士へ相談することには、どのようなメリットがあるのでしょうか？今回は、口コミ削除に関して弁護士に依頼できる内容や弁護士に相談するメリット、口コミ削除について依頼する弁護士の選び方などについてくわしく解説します。

 

なお、当事務所（たきざわ法律事務所）は口コミ削除などインターネット上での誹謗中傷トラブルについて豊富な解決実績を有しています。口コミ削除などに強い弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご相談ください。

 口コミ削除に関して弁護士に相談・依頼できる内容

はじめに、インターネット上に投稿された不愉快な口コミの削除に関して弁護士に依頼できる主な内容について解説します。

 口コミが削除できるか否かや方針のアドバイス

弁護士に相談することで、その口コミの削除の可否についての見通しが立てられます。

 

インターネット上に投稿された口コミの削除方針は口コミが投稿されたWebサービス運営者の方針によって異なるものの、投稿者以外は無断での削除はできないとされているサービスがほとんどです。そのうえで、口コミがそのWebサービスのガイドラインに違反している場合には、運営者に「通報」をすることで削除してもらえることが多いでしょう。

 

また、その口コミが権利侵害に当たるものである場合において、Webサービス運営者に「通報」をしても削除されない場合は、裁判所に仮処分を申し立てることで削除を試みることとなります。仮処分の申立てについては、後ほど改めて解説します。

 

しかし、運営者への「通報」による方法であっても、仮処分の申立てによる方法であっても、無条件で削除してもらえるわけではありません。「通報」による場合にはガイドライン違反であるか否か、仮処分申立てによる方法の場合には権利侵害であるか否かが削除できるか否かの分かれ目となります。

 

弁護士へ相談することで、削除の可否についての見通しが立てられ、その後の具体的な対処方法を検討しやすくなります。

 サイト管理者への削除依頼代行

弁護士は、サイト管理者に対する削除請求の代行を依頼できます。

 

先ほど解説したように、口コミがそのWebサービスのガイドラインに違反している場合には、運営者に「通報」をすることで削除してもらえる可能性があります。しかし、具体的な

「通報」の方法は、サービスごとにまちまちです。単に「通報」ボタンを押すだけである場合もある一方で、所定のフォームに法的根拠などを記載したうえでの通報を求めるサービスも存在します。

 

運営者への「通報」は自力で行うこともできるものの、根拠などを明確に求めるサービスでは弁護士に代行してもらうとよいでしょう。弁護士が代行することで削除が相当であると考える理由を過不足なく説明でき、削除に応じてもらいやすくなるためです。

 削除の仮処分申立て

弁護士は、削除の仮処分申立てを代理できます。

 

仮処分とは、正式な裁判結果が出る前に、裁判所に「仮の」命令を出してもらうための手続きです。正式な裁判で削除命令が出されるまでの間、インターネット上に問題のある口コミが掲載され続ければ、これが多くの人の目に触れて不利益が拡大しかねません。そのため、正式裁判の前に仮処分を申し立てることが一般的です。

 

とはいえ、多くのサイト管理者が、裁判所から削除の仮処分命令が発出された時点で投稿の削除に応じます。そのため、実際に正式裁判にまで至るケースはほとんどありません。

 法的措置の可否や損害賠償額の検討

弁護士は、法的措置の可否や損害賠償額についての助言を行います。

 

インターネット上に投稿された口コミが権利侵害に当たるものである場合、削除のみならず、投稿者への損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置が検討できます。しかし、削除請求ができるすべてのケースにおいて、損害賠償請求や刑事告訴が認められるわけではありません。また、損害賠償請求ができる場合であってもそのケースにおいて認められる損害額が少額であれば、費用倒れとなるおそれもあるでしょう。

 

弁護士へ相談することで、そのケースにおける法的措置の可否や適正な損害賠償額などの見通しが立てられ、法的措置を講じるか否かの検討をしやすくなります。

 相手の身元の特定

弁護士は、口コミ投稿者の身元特定に必要な手続きを代理します。

 

インターネット上の口コミは匿名や偽名で投稿されることがほとんどであり、一見して誰が投稿したのかわかりません。しかし、口コミ投稿者が誰であるのかわからないと、損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置は困難です。そこで、これらの法的措置に先立って、裁判手続によって投稿者の身元特定を試みることとなります。この手続きを、「発信者情報開示請求」や「発信者情報開示命令」といいます。

 

これらの手続きには法令への理解のほか裁判手続きへの理解も必要であり、自力で成功させることは容易ではありません。また、申立てをしたからといって必ずしも情報の開示が受けられるわけではなく、権利侵害の事実が必要です。そのため、法的措置を前提とした身元の特定は、弁護士に依頼して行うとよいでしょう。

 損害賠償請求に関する交渉・訴訟

弁護士は、口コミ投稿者に対する損害賠償請求や、交渉、訴訟手続きを代理します。

 

口コミの投稿によって来店者が減るなどの損害が生じた場合、相手に対する損害賠償請求が検討できます。損害賠償請求とは、金銭の支払いによって、相手の不法行為によって生じた損害の償いを求めるものです。

 

損害賠償請求は、まず判明した口コミ投稿者の住所宛に、弁護士から書面を送って行うことが一般的です。この段階で相手が請求に応じればこの時点で解決となるものの、減額を申し入れられたり請求を無視されたりするケースも少なくありません。その場合には、弁護士が代理をして金額交渉をしたり、裁判所に訴訟を提起したりします。弁護士へは、これらの手続きや交渉をすべて任せることが可能です。

 告訴状の作成・刑事告訴

弁護士は、告訴状の作成や刑事告訴を代理します。

 

投稿された口コミの内容によっては、投稿者を刑法上の侮辱罪や名誉毀損罪、業務妨害罪などの罪に問える可能性があります。しかし、これらについて警察や検察が独自に捜査を開始することは、ほとんどありません。相手を罪に問うには、原則として被害者側からの告訴が必要です。

 

告訴状が受理されると捜査が開始され、必要に応じて口コミ投稿者が逮捕されます。その後は起訴か不起訴かが決まり、起訴となれば刑事裁判が開始されます。刑事裁判によって、有罪・無罪や具体的な量刑が決まることとなります。

 口コミの削除請求を弁護士に依頼する主なメリット

口コミの削除請求やその他の対応を弁護士に依頼することには、どのようなメリットがあるのでしょうか？ここでは、主なメリットを4つ紹介します。

 

口コミの削除請求などについて相談できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にお問い合わせください。

 口コミへの対応方針を定めやすくなる

不愉快な口コミが投稿された場合、これに対してとり得る法的措置の内容や削除請求の可否は、口コミの内容などによって異なります。弁護士へ相談することで、そのケースにおいて可能な対応が明確となり、その後の対応方針を定めやすくなります。

 先走って削除請求をして、法的措置がとれなくなる事態を避けられる

不愉快な口コミが投稿された場合、これに対する法的措置は慎重に進めなければなりません。たとえば、開示請求を予定しているにもかかわらず先走って削除請求を行い、これが認められれば、開示請求に必要な証拠が確保できず、開示請求ができなくなるおそれがあります。

 

弁護士へ相談することで、順序にも注意しつつ、そのケースにおいて必要な対応を過不足なく行いやすくなります。

 的確な削除請求が可能となる

弁護士に依頼することで、的確な削除請求が可能となります。

 

Webサービスの運営者に対して法的根拠などを添えて削除請求をする必要がある場合、これを自力で行う場合、記載内容に不備が生じ、削除が認められないおそれが生じます。

 

弁護士が代理することで、削除が相当であると考える理由を過不足なく指摘でき、削除が認められやすくなります。

 法的措置などの対応を任せられる

先ほど解説したように、悪質な口コミには損害賠償請求や刑事告訴も検討できます。しかし、これらを自身で成功させるのは容易ではないでしょう。

 

特に、損害賠償請求では相手に直接書状などを送る必要があり、誹謗中傷の加害者である相手方と直接対峙することに不安を感じるケースも多いと思います。弁護士に依頼することで、これらの法的措置を任せられるため安心です。

 口コミの削除請求を依頼する弁護士を探すポイント

弁護士であるからといって、すべてのトラブル類型を熟知しているわけではありません。インターネット上での誹謗中傷トラブルは比較的新しいトラブル類型であるため、ここに力を入れていない弁護士も少なからず存在します。

 

では、口コミ削除を依頼する弁護士はどのように選定すればよいのでしょうか？ここでは、口コミ削除を依頼する弁護士の選び方について解説します。

 インターネット上での誹謗中傷トラブルに強い弁護士を選ぶ

先ほど解説したように、インターネット上での誹謗中傷トラブルは弁護士の中でも得意・不得意が分かれやすい分野です。そのため、「弁護士であれば誰でもよい」ということではなく、この分野におけるトラブル解決に力を入れている弁護士を選ぶとよいでしょう。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルや口コミ削除について豊富な実績を有しており、安心してお任せいただけます。

 誹謗中傷が多い場合は顧問契約の締結も検討する

誰もが手軽にインターネット上で発信できるようになった昨今、著名人や企業、店舗などへの誹謗中傷は後を絶ちません。誹謗中傷の被害に遭うことが多い場合には、弁護士との顧問契約の締結も検討するとよいでしょう。

 

口コミ削除のみならず、損害賠償請求や刑事告訴をしたい場合には、早急に対応に取り掛かる必要があります。しかし、弁護士が多忙である場合は原則として顧問先への対応が優先され、単発での依頼はすぐには受けてもらえない可能性があります。万が一に備えて顧問契約を締結しておくことで、トラブル発生時に優先的に対応してもらいやすくなります。

 

なお、顧問契約を受けているか否かは、弁護士によって異なります。そのため、顧問契約の締結を希望するのであれば、その弁護士が顧問契約に対応しているか否かあらかじめ確認しておくとよいでしょう。

 口コミの削除を依頼する弁護士をお探しの際はたきざわ法律事務所へご相談ください

口コミ削除について依頼できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までご相談ください。最後に、当事務所の主な特長を4つ紹介します。

 フットワークが軽い

たきざわ法律事務所の弁護士は比較的年齢が若く、フットワークの軽さを自負しています。「できるだけすぐに相談したい」などのご要望にも可能な限りお応えするため、相談の申込み時にお伝えください。

 インターネット上での口コミ削除請求の実績が豊富である

先ほど解説したように、インターネット上での誹謗中傷トラブルへの対応は弁護士によって得意・不得意が分かれやすい分野です。たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルや口コミの削除請求について豊富な実績を有しているため、安心してお任せいただけます。

 難しい言葉を使わない

インターネット上での誹謗中傷の被害に遭い、やっとの思いで弁護士へ相談したにもかかわらず、弁護士に難しい言葉を並べられて十分に理解できなければ、不安が残ってしまうでしょう。そのような事態を避けるため、たきざわ法律事務所は可能な限り難しい言葉を使わずにアドバイスします。

 状況に応じた最適な対応をアドバイスする

インターネット上に不愉快な内容が投稿された場合、適切な対応は1つではありません。状況やクライアント様のご希望などによって、最適な解決策は異なります。たきざわ法律事務所は型にはまった解決策を講じるのではなく、状況に応じた最適な対応を提案します。

 まとめ

口コミの削除に関して弁護士へ相談できる主な内容を紹介するとともに、弁護士の選び方や弁護士に依頼するメリットなどを解説しました。

 

問題のある口コミを見つけたら、インターネット上での誹謗中傷トラブルに力を入れている弁護士に早期に相談することをおすすめします。弁護士へ相談することで、そのケースに応じた的確な対応について助言が受けられ、具体的な対処法を検討しやすくなるためです。

 

また、誹謗中傷トラブルが多い場合には、弁護士との顧問契約締結も検討するとよいでしょう。顧問契約を締結することで、弁護士が多忙であっても優先的な対応を受けやすくなるためです。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上に投稿された口コミにまつわるトラブル対応について、豊富な実績を有しています。口コミ削除や法的措置について相談できる弁護士をお探しの際には、当事務所までお気軽にお問い合わせください。

お問い合わせフォームはこちら

 

 

 

お問い合わせフォームはこちら