2011年に設立し、現在は従業員数9名に加え、アルバイト数名とともに会社を運営しています。事業としては大手企業のクライアントを中心にした企業研修とコンサルティングを行っています。「新規事業創出」、「創造性開発」をテーマに、どのようにアイデアを形にしていくのかをクライアントと一緒に考えるというコンセプトで取り組んでいます。具体的には、新規事業開発プロジェクトのコンサルティングや「デザイン思考」や「ビジネスプランニング」、「ビジネス戦略」等の事業開発に関する研修を実施しています。

当社はもともとグループ会社の一事業として立ち上がった会社で、3年前にMBOし独立しました。独立する前は、グループ会社の顧問弁護士に相談をしていたのですが、MBOしてからは独自で相談できる体制を作りたいと思っていました。ビジネス上のトラブルがある訳ではなかったですが、日々の業務の相談に乗ってもらう弁護士を探しており、瀧澤さんにお会いし、顧問契約を結ばせていただくことになりました。

知り合いの紹介やネットで検索する中で何人かお会いさせていただき、その中から選ばせていただきました。契約を締結するうえで、顧問料金の上限などの条件はありましたが、会社自体が若くスタートアップのタイミングでもあったため、柔軟にフットワーク軽く対応していただける弁護士を探していました。瀧澤さんの他にも何名かの弁護士と直接お会いしたのですが、瀧澤さんは法務面だけでなく経営面も見てもらえそうということ、そしてフットワークの軽さもあり2017年に契約させていただきました。また、私と一緒に面談に臨んだ弊社のスタッフも瀧澤さんの印象が良かったようで、双方で納得し、瀧澤さんに依頼する決断に至ったことを覚えています。
もともと、法的な側面だけではなく、経営面も含めて相談に乗っていただけるパートナーを探しており、顧問弁護士に求める要素としても大事にしていたのですが、瀧澤さんがその期待に応えてくださると思ったのが顧問契約を結ぼうと思った理由です。

主にクライアントやパートナーとの契約書の作成・チェックをお願いしています。幸いなことに、紛争やトラブルはないので、良い意味で契約書のレビュー以外の相談をすることは今のところありません。契約書の確認は基本的にメールでやりとりさせていただいており、私からお願いすることもあれば、弊社の担当者と直接やりとりしてもらうこともあります。月に5，6本の契約本数に関する相談をしていますが、事前に瀧澤さんに見ていただいた固定のフォーマットを利用しており、割と論点になるところも共通しており、スムーズにやりとりできているように感じます。 コンテンツ開発について、リーガル面では大きな問題は出ないように進めていることもあり、オペレーションを中心に見ていただけています。

・顧客やビジネスパートナー、社員に対してきちんとした顧問弁護士がいることで信頼、安心していただけること
・いざとなっても相談できる安心感
・きちんと相談してもらえる安心感
・追加料金のことを細かく言わずに対応してもらえる安心感
そういったことを感じています。人材採用をするうえでの効果はあまり想定していなかったものですが、社会人経験の長い方には、企業のコンプライアンス体制やリーガル面での体制が整備されているか否かを心配する方もいます。弁護士と顧問契約を締結していることで、リーガル面については万全な体制を整えていることをお話しすることもでき、それが中途社員はもとより、働く従業員にとっても精神的な安心感を与えられているように思います。

一言で言えば「何かあったときの安心感」です。しっかりと会社のことを見ていただけるのがありがたいですし、現状は幸いなことに大きなトラブルはありませんが、万が一のときでも対応してもらえる存在感が非常に大きくありがたいです。

リーガルは社長として非常に重要な仕事のひとつですが、一方で、絶対にミスしてはいけない、納期までに契約書を取引先に戻さないといけない等、プレッシャーの大きい仕事でもあります。作業に時間がとられるというよりも精神的な面で負荷の大きい仕事だと感じます。このプレッシャーをサポートしてもらい、一部を肩代わりしてくれるのはありがたく感じています。法的な部分はその専門家であり、信頼できる弁護士に頼って、経営者としてビジネスに集中できる環境を整えるのは大切なことだと感じています。