たきざわ法律事務所

【2025】minimo(ミニモ)の口コミ削除方法は?弁護士がわかりやすく解説

この記事を書いた弁護士は…

 

 

 

 

 

minimo(ミニモ)とは、「サロンスタッフ直接予約サービス」です。美容院やネイルなどを予約する際に、minimoを使うことで、美容師やネイリストごとに予約ができます。ユーザーにとっては「なりたい」イメージを叶えられるスタッフを指名して予約できるほか、独自の割引が受けられる場合があることなどがメリットです。

 

一方、サロン側としてもスタッフが独自に集客しやすくなるほか、掲載料がかからず成果報酬制であることなどにメリットがあるといえるでしょう。口コミが掲載されるため、良い口コミが投稿されれば集客面でプラスとなる効果も期待できます。

 

しかし、minimoに投稿される口コミはよい内容ばかりではありません。ときには、誹謗中傷と言える内容の口コミや、身に覚えのない虚偽の口コミが投稿される場合もあります。

 

では、minimoに投稿された口コミは削除できるのでしょうか?また、minimoの口コミが削除できない場合には、どのように対応すればよいのでしょうか?今回は、minimoの口コミ削除について、弁護士がくわしく解説します。

 

なお、当事務所(たきざわ法律事務所)はインターネット上での誹謗中傷トラブルの解決に力を入れており、口コミ削除についても豊富な実績を有しています。minimoの口コミ削除でお困りの際は、たきざわ法律事務所までお早めにご相談ください。

 

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 minimo(ミニモ)の口コミとは

minimoの口コミとは、minimoを通じて予約をしたユーザーがminimoに投稿する口コミです。

 

minimoの口コミは、来店後に掲載者とのメッセージ上に口コミ投稿用のURLが表示され、そこからアプリの操作により投稿できる仕組みとなっています。また、投稿期限は来店から1か月間です。そのため、誰でも投稿できるものではありません。

 

また、minimoの口コミの公開は偽名や匿名でなされるものの、投稿の仕組みから考えると、サロン側には投稿者が誰であるか推測できることが多いでしょう。

 

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 minimo(ミニモ)の口コミは削除できる?

minimoに投稿された口コミは、削除できるのでしょうか?ここでは、口コミ削除の可否について、順を追って解説します。

 投稿者:削除できる

minimoに口コミを投稿した本人は、自身が投稿した口コミを削除できます。また、削除のみならず、一度投稿した口コミを編集することも可能です。

 サロン側:原則として削除できない

minimoでは、原則として投稿者以外が口コミを削除することはできません。口コミの対象であるサロンやスタッフであっても、口コミの削除はできないということです。

 

ただし、minimoは「口コミガイドライン」を設けており、これに違反している口コミは削除できる可能性があります。これについては、次でくわしく解説します。

 

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 サロン側が「通報」することで削除対象となるミニモの主な口コミ

先ほど解説したように、minimoは「口コミガイドライン」を設けています。このガイドラインに違反しているからといって、サロン側だけの操作で口コミを削除できるわけではありません。

 

しかし、minimoに対して問題のある口コミを「通報」することで、minimo側で削除してもらえる可能性があります。通報は、口コミ付近に表示されている「…」ボタンをタップし、「通報」を押して行います。

 

ここでは、minimoに「通報」することで削除対象となる口コミを紹介します。口コミが削除できるケースに当てはまるか否か判断に迷う場合には、たきざわ法律事務所までご相談ください。実績豊富な弁護士が、投稿された口コミの内容や状況に応じた最適な対応についてアドバイスします。

 施術を受けていない予約についての投稿

minimoの口コミはその性質上、そのサロンに予約さえしていない人が行うことはできません。しかし、予約だけをして施術に至らなかった場合には、投稿できる可能性があります。予約をしたうえで予約した時刻にサロンに出向かなかった(つまり、無断キャンセルである)場合、その情報は原則としてminimoには反映されないためです。

 

このような、施術を受けていない予約についての口コミは削除対象となります。

 対価を目的とする投稿

対価を目的とする投稿は、削除対象になるとされています。サロン側が対価を支払ってよい評価の口コミを投稿させる場合のほか、対価を支払ってライバル店に低い評価の口コミを投稿させる場合などがこれに該当するでしょう。

 掲載者の関係者による投稿

掲載者の関係者による口コミや、掲載者が内容の指示を行った口コミは、削除対象になるとされています。たとえば、同じサロンに所属するスタッフ同士が相互に高い評価の口コミを投稿し合う場合などがこれに該当すると考えられます。

 

このような投稿がまかり通ってしまうと、ユーザーが予約するサロンを的確に選ぶことが困難となるためです。

 誹謗中傷・他人の権利を侵害する投稿

誹謗中傷や他人の権利を侵害する投稿は、削除対象となります。なお、このような投稿は削除対象となるのみならず、内容によっては損害賠償請求や刑事告訴の対象となる場合もあります。

 

損害賠償請求とは、口コミの投稿によってサロン側に生じた損害を、金銭の支払いによって償うよう求めるものです。また、刑事告訴とは相手に前科を付けるために、警察などの捜査機関に犯罪事実などを申告するものです。

 

損害賠償請求や刑事告訴などの法的措置の可否は、投稿された口コミの内容などによって異なります。そのため、この場合には削除請求をする前に、たきざわ法律事務所までご相談ください。

 法令違反・公序良俗に反する投稿

法令違反や公序良俗に反する口コミは、削除対象となります。たとえば、暴力的な内容や性的な内容などが、これに該当するでしょう。

 

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 minimo(ミニモ)の口コミが削除できない場合の対処法

minimoに「通報」をしても問題の口コミが削除されない場合、サロンとしてはどのように対処すればよいのでしょうか?ここでは、口コミが削除されなかった場合の主な対処法を解説します。

 弁護士へ相談する

1つ目は、弁護士へ相談することです。minimoに「通報」をしても削除に至らなかった口コミであっても、裁判所に削除の仮処分を申し立てることで削除できる可能性があるためです。

 

仮処分とは、正式な裁判結果を待たず、裁判所から「仮の」命令を出してもらう手続きです。申立人(ここでは、サロン側)の権利を守るための制度であり、民事保全法に規定されています。

 

正式な裁判結果が出るまでには、長い時間がかかります。そのため、これを経なければ削除できないとなるとその間に問題のある口コミが多くの人の目に触れることとなり、申立人にとって不利益です。そのため、口コミの削除は仮処分命令の対象となります。

 

なお、通常は削除の仮処分命令が裁判所から発出された時点でサイト管理者(minimo)が削除に応じるため、実際には削除請求が正式裁判にまで発展するケースはほとんどないでしょう。

 

ただし、仮処分命令が出されるためには、その口コミが申立人(サロン側)の権利を侵害している必要があり、単に「不愉快」や「都合が悪い」というだけで認められるわけではありません。弁護士へ相談することで仮処分命令による削除の可否などの判断が可能となり、今後の対応への見通しが立てやすくなります。また、損害賠償請求や刑事告訴の可否についても検討しやすくなるでしょう。

 

minimoに投稿された口コミの削除でお困りの際は、たきざわ法律事務所までご相談ください。豊富な経験を活かし、そのケースに合った最適な対処法を提案します。

 口コミに丁寧に返信する

2つ目は、口コミに丁寧に返信することです。

 

口コミ投稿者に事実誤認がある場合、返信の中で丁寧に誤解である旨を伝えることで、口コミを削除したり編集したりしてくれる可能性があります。

 

また、サロンの予約にあたって口コミを参照するユーザーは、口コミの内容のみならずサロン側からの返信も確認することが多いでしょう。たとえ実際にサロン側に非があったとしても、サロン側が口コミの内容と真摯に向き合う姿勢を返信によって見せることで、印象の低下を最小限に抑えやすくなります。

 よい口コミを増やすよう努める

3つ目は、よい口コミを増やすよう努めることです。

 

よい口コミを増やすことで、評点の平均値が向上するほか、マイナスの口コミが埋もれて目につきづらくなる効果を期待できます。口コミを増やすには、施術に際して顧客に口コミの投稿をお願いしたりチラシを配布したりすることなどが検討できます。

 

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 minimo(ミニモ)の口コミ削除でお困りの際は、たきざわ法律事務所へご相談ください

minimo(ミニモ)に投稿された口コミの削除でお困りの際は、当事務所(たきざわ法律事務所)までご相談ください。最後に、当事務所の主な特長を4つ紹介します。

 インターネット上での誹謗中傷トラブルへの対応実績が豊富である

弁護士は、事務所によって得意分野を設けていることが少なくありません。なかでも、インターネット上の口コミなどにまつわるトラブルは比較的新しいトラブル類型であり、力を入れていない事務所も散見されます。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルへの対応実績が豊富であり、minimoの口コミ削除についても安心してご相談いただけます。

 難しい言葉を使わない

せっかく弁護士へ相談をしても、弁護士の説明が難しく十分に理解できなければ、不安が残ってしまうことでしょう。そのような事態を避けるため、たきざわ法律事務所はできるだけ難しい言葉を使わずにアドバイスを行っています。ご相談に備えて勉強などをしていただく必要はありません。

 フットワークが軽い

たきざわ法律事務所の弁護士は、比較的年齢の若いメンバーから構成されており、フットワークの軽さを自負しています。そのため、「できるだけすぐに相談したい」や「夜間しか相談できない」などのご要望にも、可能な限り対応します。

 ご依頼者様からの満足度が高い

たきざわ法律事務所はご依頼者様からの満足度が高く、「相談してよかった」「依頼してよかった」などのお声を数多くいただいています。これは、当事務所が決まった型に当てはめて解決をはかるのではなく、一人ひとりのクライアント様に寄り添い状況やご希望に合った最適な解決策を提案していることによるものであると考えています。

 

minimoの口コミ削除について相談できる弁護士をお探しの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご相談ください。ご相談いただいたことを後悔させないよう、誠心誠意サポートします。

 

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 まとめ

minimo(ミニモ)に投稿された口コミの削除の可否や削除できるケース、口コミが削除できない場合の対処法などを解説しました。

 

minimoに投稿された口コミは、投稿者以外は削除できないのが原則です。しかし、miinimoのガイドラインに違反する内容である場合、minimoの運営者へ「通報」することで口コミが削除してもらえる可能性があります。誹謗中傷・他人の権利を侵害する投稿や、法令違反・公序良俗に反する投稿などがこれに該当します。

 

しかし、minimoに通報をしても削除されない場合もあります。その場合には、早期に弁護士へご相談ください。弁護士へ相談することでそのケースにおける削除の仮処分の可否やその他の法的措置の可否などの見通しが立てられ、その後の対応について判断がしやすくなります。

 

たきざわ法律事務所はインターネット上での誹謗中傷トラブルの解決に注力しており、口コミ削除についても多くの成功事例を有しています。minimo(ミニモ)に投稿された口コミの削除についてお困りの際は、たきざわ法律事務所までお気軽にご相談ください。

 

 

 

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